
団体概要
いどばたとは

「日本語で話そう いどばた」は、川崎近辺に住む外国人の支援を目的として、2009年に活動をスタートしました。いどばたは、ことばの壁に悩む外国人や、まわりに話し相手のいない外国人に対して、安心できる居場所や情報交換の場を提供することを目的としています。
先生と生徒ではなく、みんな「友だち」
いどばたが特に大事にしているコンセプトは、「友だち」としてのコミュニティを作ることです。いどばたは、「日本語教室」ではありませんので、テキストは使わず、教える「先生」もいません。テキストを使うと日本人が説明するが時間が長くなり、外国人が話す時間を奪ってしまう場合があります。またテキストや教材に興味がない外国人にとっては意味のない時間になってしまいます。
そこで、友達のような自由な雰囲気で気楽におしゃべりや相談ができるコミュニティを作り、そのなかで日本語を学べるようにしました。
日本語の習得だけでなく、日本の様々な面を知ってもらい、日本に住んで良かったと外国人に思ってもらえるように、日々活動をしています。

いどばた には、3つの理念があります。
1. メンバーはみんな「友だち」
いどばたは、友だちが集まる場所であり、先生が生徒を管理したり、評価を行うような「学校ごっこ」をする場所ではありません。
日本人が偉いというわけではなく、いろんな国籍の人が平等におしゃべりでき、仲良くなれるコミュニティづくりを目指しています。
2. 無理しない、無理させない
メンバーにはそれぞれ自身の学業や仕事があります。それらを犠牲にして参加しても長続きしません。
また、特に外国人はことばのハンデがあり、日本では多くのストレスを抱えているものと思います。
忙しいとき、時間の都合がつかないとき、体調が悪いときなどは遠慮なく休んでください。
3. リラックスできる場をつくる
「いどばた」はひとりひとりの主体性を尊重し、ルールはつくらず、国籍に関係なく楽しくリラックスできる場を作りたいと考えています。
みなさんが他の人へ「思いやり」を持ち、言ってはいけないこと、やってはいけないことを理解していれば、ルールは必要ありません。
活動に参加する目的もさまざまであるため、日本語の学習も会話も強制はしません。
不参加の場合や、遅れる場合も連絡は不要です。